『キスしてもいい…?』
〜翌朝〜
始業ベルがなる……

『は〜あい、みんな席につけ!出席を確認するぞ〜 』
と声を大にしたのは、担任の杉山だ。

髪はボサボサでちょっと太っている、指にはリングをはめている。

どうやら、結婚していたそうだ。そんな風にはみえないなぁ...と思いながらも出席確認は進んでいく...
『32‐吉田哲哉…33‐若松空』
若松空と先生が言った瞬間、私は声のする方向に目をうつした…

((おぉ、いけめんだなぁ))私はテンションあげあげで思った。

若松空‐背はちょって高いくらい、顔はいけめん、脚すら‐っと、髪ストンって感じだった。

早速、休み時間に話かけてみた‐。
『私のお母さん、若松のお母さんと同じ場所で働いてるんだよ。』

『おぅ.そうみたいだな』
『よく、お母さんから若松のこと聞いてたよ』

『おぅ.俺も、たしか斎藤は双子みたいね』… 
そう.私は双子だったのだ。
『うん、そうだょ。よろしくね』
『おぅ、よろしくな』と言葉を交わし若松は席についていった。

初日の授業は、なんだか頭が働かない。

そ‐んな私は若松のこと考えていた。

どこにすんでいるのかな?何が好きなのかな?どんな性格かな?…と私は若松のことをもっと知りたくなっていた。

そ‐思った私はアドを聞くことにした。

『今日も1日お疲れさま、窓しめたか〜?でわさようなら〜』
とさわやかな先生の挨拶で1日が終わった。

早速あたしは若松のところへ………

『アド交換しよっ』

『おぅ.いいよ』(^O^)/
『はい、これ俺のアドな、じゃっ』\(^O^)/
『ありがとう』

あたしはアドをゲッツした。

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