〜叶わない秘密の恋〜 先生の笑顔が、スキ…
私が傍で……、ずっと安らげる場所になるからーーー
こう強く想いながら………
「先生?もう一度だけ、話し合われた方が……
またお話して気持ちが落ち着くのなら、いくらでもお話聞きますから……」
「わか…った…。麻夜が…、そう言うのなら……。
麻夜は、本当にそれでーーー」
と言ったきり、何も言わない石山先生ーーー
私なら、大丈夫…
ただ、先生の事…スキでいさせてくださいーーーー
そう願いながら……、
「先生、そんな風に言わない!!
先生の笑顔…見たいなぁ」
と言いながら、両頬を引っ張ったりして…
「今度は、お仕置きだからね、麻夜ちゃん!!!!」
なんて、私のスキな笑顔を見せてくれて、
ほっぺに
チュッとしてくれたんだ。
「また会おうね」
最後にまた約束を交わして帰途へ……