〜叶わない秘密の恋〜 先生の笑顔が、スキ…




私が傍で……、ずっと安らげる場所になるからーーー







こう強く想いながら………






「先生?もう一度だけ、話し合われた方が……
またお話して気持ちが落ち着くのなら、いくらでもお話聞きますから……」







「わか…った…。麻夜が…、そう言うのなら……。
麻夜は、本当にそれでーーー」







と言ったきり、何も言わない石山先生ーーー







私なら、大丈夫…
ただ、先生の事…スキでいさせてくださいーーーー






そう願いながら……、







「先生、そんな風に言わない!!
先生の笑顔…見たいなぁ」





と言いながら、両頬を引っ張ったりして…







「今度は、お仕置きだからね、麻夜ちゃん!!!!」







なんて、私のスキな笑顔を見せてくれて、







ほっぺに
チュッとしてくれたんだ。







「また会おうね」








最後にまた約束を交わして帰途へ……
< 160 / 250 >

この作品をシェア

pagetop