秘密恋愛










あたしは自分の頬をつねる。







『・・・イタイ。』





「何やってんの!?」







やっぱり・・・、







『夢じゃない・・・。』







「バカ・・・、




夢なんかじゃ、ないんだ。」













『・・・っ!』










その瞬間、溢れだす涙・・・。









「ったく・・・。



どんだけ泣くの?」









そう言って笑いながら、あたしの涙を拭ってくれた。











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