秘密恋愛
「潤は、ヤキモチ妬いてくれてるんかと思ったのに。
残念!」
残念なの?
妬いたら、嬉しいの?
『どうして、残念なの・・・?』
「どうしてってそりゃ、
ヤキモチ妬いてくれるってことは、ちゃんと好き、ってことだろ?
妬かれて嫌なやつなんて、普通いねぇよ?」
『そ、そうなの?』
「そ。
好きなコなら特に、な?」
その言葉に、あたしの体温は急上昇
あたしは恥ずかしくて、お兄ちゃんから視線を外し、
足元を見た・・・。
「妬いたん、だろ?」
『~っ!!?///』
お兄ちゃんが耳元でささやいた・・・
お兄ちゃんの息が、耳にかかる・・・