秘密恋愛









『――ちょっと、失礼します』






「え?」






俺は席を立つ






「え、ちょっと――!?」









客の制止の声も聞かないフリ。




俺ももう、我慢の限界だ――









「おい、篠崎くん!!?」






委員長が走ってきた






「どうしたんだよ!?


席に戻れよ!」






さっきいた席を横目に見ると


困惑した様子の客




そこに、サッと真吾がフォローに入ったのが見えた
















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