ありがとう
あたしと旬の出会いは気晴らしに行った合コンだった。
あたしは親友の絵美奈が無理矢理誘った合コンに行くコトになった。
「絵美奈・・・そんな気合入れてかなくてもいいじゃん!たかが合コンでしょ?」
「たかがって何よ!美希だってそうとう気合はいってんじゃん!」
「そーかなぁ・・・?まぁいいけど時間・・・遅れるよ」
「あ~ごめんごめん。あと1分でいいから~」
絵美奈は忙しそうにしてるつもりっぽいが余裕の笑みを見せている。
「あと30分しかないよ?!間に合うの?」
「うん!!大丈夫だって!」
あたし達はなんとか電車に乗れた。
はぁ・・・何でこんな急がなきゃいけないわけー!
あたしは心の中でつぶやいてみた。