ダメダメ執事×強がりお嬢様
ダメダメ執事
お母さん・・おとうさんっ
・・・たっちゃんってばっ
死なないでよっ・・・私を幸せにするって言ったじゃないの・・・
うわあぁぁん・・・・・・
ポーッと明るくなる
「・・・ん?」
いつの間にか泣いていた。
「バカじゃないの。過去の事なんて忘れるんだから」
そう・・・5年前、私の父と母そして、
私の執事だった、宮元達也(ミヤモト タツヤ)が
亡くなった・・・
両親は、交通事故でなくなった。
そして、私は祖父の作った大企業の高澤グループの社長となった
両親の跡を継ぐのは決まってることだった
私は、一人っ子。
大豪邸の広い家のなか、お手伝いさんと住んでいた
執事の達也も。