ダメダメ執事×強がりお嬢様



そして、静かに晃が言った



『もう・・ご無理や、我慢なんてしなくていいんですよ?』



『僕じゃ、頼りないかもしれませんが、裕美お嬢様を守って見せます』



『だから…今は、僕が裕美お嬢様の涙もなにもかも受け止めますよ?』




ただの言葉なのに



安心して、少し素直になれる気がした



晃には、不思議な力がある


そんな気もした




安心しきったのか、そのまま眠っていた




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