ダメダメ執事×強がりお嬢様



すると、そのときに晃の手が裕美の背中を支えて・・




『危ないところでしたね』


「え・・あ・・はい・・」




晃の顔が目の前にあって
裕美は、顔をそらした


『お嬢様?ちゃんと、僕の目を見て下さい?』


裕美の顎に手を添えて、強引に自分のほうを向かせる



「む・・・無駄に・・近く・・・ないですか・・?」



『…っ!? ぼ、僕としたことが…って、うわぁ!?』


晃の手が裕美から離れた瞬間
バランスを崩してベットに倒れこんだ

今、この状況を見られれば
晃が押し倒したようにも見えるだろう。

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