ダメダメ執事×強がりお嬢様



「これいじょう…私の目の前から居なくならないで・・」



「お父様や・・お母様…達也みたいに…」



「人を失うのは・・・・・もうイヤッ…」




『お嬢様…』



肩を震わせて泣き崩れる裕美を、



晃はそっと抱きしめる



『僕は…ずっと、一生お嬢様の執事です』


『だから…心配なさらなくとも、僕は裕美お嬢様のお傍に居ますよ?』




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