ダメダメ執事×強がりお嬢様




さっきのメイドさんが、


「裕美お嬢様、お客様がお会いしたいと申しておりますが?」


「はい?私に?どうぞ、中に通してあげて」


「かしこまりました。では、どうぞ」


『し・・・失礼しますっ』



入ってきたのは、メガネをかけている貧弱そうな男の子だった。


身長があっても、気が弱そうに見える



「おはようございます。緊張なさらないで下さい?」


『あっ。はい!』



「私は高澤グループの社長、高澤裕美(タカザワ ユミ)と申します。」


『ぼ・・・私は、小野寺 晃(オノデラ アキラ)と・・も・・・・申します』


「それで、私に何のようかしら?」



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