ダメダメ執事×強がりお嬢様
『えぇ~・・・っと』
『お嬢様!今日から、執事になりました・・・』
ドアのほうから、私の机のほうに向かって歩いてこようとした瞬間
ズッテーん
大理石でできている床につるんっと滑って
ものすごい音で転ぶ晃。
「ふふ・・・大丈夫かしら?」
裕美が軽く微笑みながらも、手を差し出す
『いてて・・・。は・・・はいっ!大丈夫です』
「そう?よかったわ。」
晃が、裕美をジィ~っと見上げる
「?私の顔の何かついてますか?」
『わっ・・・・し・・・失礼しましたぁッ。』
『その・・・あまりにもお綺麗で・・・みとれてました///』
「ふふ・・。ありがとう」
顔がまっかになる晃を、裕美は軽く頬を染めてみつめていた。