明日への光
暁莉と明姫

いつもの朝

私は暁莉、小学校2年生。
今朝も明姫に起こされた。

ぺちぺち。
「ん~?あきぃ?ぉはょ~!」

一緒に少しずつ覚えている手話で、
「おはよう」とあきの笑顔。

私はあきの笑顔が大好き。

いつもの朝がここにはあった。

あきと私は学校が違う。

私は普通の小学校に、あきは養護学校に通ってる。

「行ってきまーす!」

中学生まで、近所に住んでいる親友の雪乃と、学校に通った。

< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop