先生
「先生、写真一緒に撮って!」
「おう。いいよ」
彩花はつれてきた百果にカメラを渡すと、先生と並んだ。
背が低い彩花。彩花は先生の肩よりも全然低い。
「あー、背の高さ違うでちょっと、、、」
百果はカメラを構えながら呟いた。
それを聞いて、先生が膝を曲げて、先生の肩ぐらいに彩花の頭がくるようにしてくれた。

そんな優しい所も、どうしようもないくらい大好き。

「じゃー撮るよー」



カシャッ



西本先生と、先生が好きな彩花がその写真に刻まれた。
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