先生
第二章

秘密の痛み

いつのまにか体育祭も終わり、気が付けば文化祭の季節がやってきた。


先生の彼女の噂は、気が付けばなくなっていて、どれだけ問いただしても、妹だと言い切る西本先生の様子から、最終的に妹だという結論になった。






彩花の通う学校は、文化祭で、クラスで対抗する合唱コンクールがある。
3年生の彩花には最後の合唱コンクールということもあって、彩花はクラスのみんなと合唱コンクールに向けて練習に励み、充実した日々を過ごしていた。



そんなとき、ある噂が彼女の耳に入ってきた。



< 23 / 118 >

この作品をシェア

pagetop