マシュマロ
「…………こっ!?きこ!?」


この声は…


椿だ。


「うっ…わぁぁぁん!!!!嬉子ぉぉ〜」


藍…泣きすぎ……



ゆっくり目をあける…



椿の優しくてとっても心配した顔…


藍のバッチリメイクも気にできないほど涙で埋め尽くされた顔…


嬉子の名前を必死で呼ぶ声の主の顔は…


嬉子にとって


とてもとても大切な人の顔だった…


とてもとても愛おしい…


「おはよっ★」


嬉子は皮肉でもない素の笑みを2人に見せた。


「ぉっ…おはよぉぉ」


泣きじゃくりながら…


満面の笑みを見せながら

藍は返事をしてくれた…。


「おはよっ★ってあんたね…今は夜だけど!?」


涙を隠してるようにつぶやく椿…
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