マシュマロ
「…はぁ?」


「ごめん、椿、本当にわからない……」


「頭を打った時にだね…」


「多分……。」


「ゆっくりでいいから思い出して?」


「……うん。」


「ぢゃぁ、今日はこれで…」


「ありがと★」



椿…ごめんなさい…


本当にわからない…


でも、どこかに残ってる…


まだまだ、まだまだ、


けど…


きっと、きっと、思い出せる…


なんで?って?


それは、


まだ嬉子の気持ちが嫌いっていうもの


怖いっていうもの


をカラダが覚えてるから…。
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