マシュマロ
「ゆ…ゆうきを?」


明らかに動揺してる椿。


「うん。」


「…………わかった」


そう言うと椿は電話をかけ始めた。


「「あっ、遊基くん?」」


「「あのさっ、……中央病院に……中央病院の403号室に……うん…来て…?うん……うん。…待ってる……。じゃあ…。」」



電話を置いてゆっくり嬉子を見る椿。


「来てくれるって…。」


「うんっ、あとは任せてほしい。」


「…いいの?」


嬉子が椿の為になりたい。


「ぜーんぜんっ!!!!」


その言葉を聞いて、椿は笑顔になる。
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