Replicant・Lover’s-L No.6 2 Method to human
ふたりについて、途中で曲がったりしながら廊下をしばらく歩くと、ガラスのドアが現れて、その前に警備のおじさんがひとり立っている。
「警備員さんがいるね」
「ああ」
「ここからラボに入るからな」
「あたしがあの警備員さんに助けを求めたらどうする?」
あたしは、いたずらっぽく、半分本気半分冗談で聞いてみた。
「あいつら叩きのめして大人しくさせる」
「被害を最小限にしたいならやめてくれ。この先、ラボを抜けるまで屍を越えていくことになる」
「警備員さんがいるね」
「ああ」
「ここからラボに入るからな」
「あたしがあの警備員さんに助けを求めたらどうする?」
あたしは、いたずらっぽく、半分本気半分冗談で聞いてみた。
「あいつら叩きのめして大人しくさせる」
「被害を最小限にしたいならやめてくれ。この先、ラボを抜けるまで屍を越えていくことになる」