Replicant・Lover’s-L No.6 2 Method to human
ジンの左腕を確かめる。
確かに、肩からかけた上着の下に左手は……見えない。
「義手、『日常的な動作なら問題ないが戦闘に関節が耐えれるかわからない』ってニシカワが言ってた」
あたし達が気付くくらいだから、オリジナル・ジンはきっと、とっくにジンに左腕が無いのを気付いてるだろう。
「ジン、大丈夫なの……」
「腕が無い以外、そんなにやられてないみたいだ」
レンはこう言うけど、血だらけなのに……。
そんなあたし達の心配をよそに、ジンの声が飛んできた。
「レン、リッカを!!」
確かに、肩からかけた上着の下に左手は……見えない。
「義手、『日常的な動作なら問題ないが戦闘に関節が耐えれるかわからない』ってニシカワが言ってた」
あたし達が気付くくらいだから、オリジナル・ジンはきっと、とっくにジンに左腕が無いのを気付いてるだろう。
「ジン、大丈夫なの……」
「腕が無い以外、そんなにやられてないみたいだ」
レンはこう言うけど、血だらけなのに……。
そんなあたし達の心配をよそに、ジンの声が飛んできた。
「レン、リッカを!!」