Replicant・Lover’s-L No.6 2 Method to human
「別にジンが壊れたら後追い自殺するって言ってるんじゃないの、生きる気力が無くなるって言ってるの。もう、『ジンが再生出来ないかもしれない』って思いたくもないの」

3ヶ月間その恐怖に怯えながら過ごした日々の事を思い出しただけで、目が潤んでくるのがわかる。

「大好きなの、ずっとそばにいて欲しいの。その為に修理して欲しいの、わかるでしょ?ジンがそばにいてくれるなら、あたしの情報なんてくれてやるわ」

「リッカ……」

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