Replicant・Lover’s-L No.6 2 Method to human
「ヨシちゃ~ん、俺の扱い酷過ぎない!?」

「だったらジンみたいに大人しくしといてね」

確かにジンは一っ言も喋らない。それもどうかと思うけど。

そんなしょうも無い話をしているうちに車は高速を降りて、さらに走る。

緑を計画的に配置し綺麗に舗装された四車線の広い道。

車こそ全然走っていないけれど、都会の道路そのもので何だか違和感がある。

「田舎じゃないんだ……」


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