Replicant・Lover’s-L No.6 2 Method to human

「いやぁ、気持良くってイキまくりかもよ？」

つつつーって指先で私に触ってくるレンを払い、

「ヨシちゃん、まだ着かないの？」

って聞いたら、車は突然右に曲がり、止まった。

「あれ？　着いた？」

「正門にね」

窓の外を覗くと、ガードマンがやってくるところだった。

ヨシちゃんが車の窓を開け、ガードマンから通行パスをもらう。

アポをちゃんと取ってきているから、簡単に済んだらしい。

それにしても……。