azure days-ツンデレ彼女とバカ男-
中には本気で光莉に惚れ込んだ場合もあった。


純粋な思いで光莉を見る分には問題ない。



まぁ、光莉を渡すつもりはないからいいけど♪




そろそろ前奏も終わる。



―――さぁ、光莉の歌が入る。



「~♪」


第一声。



秒数にしたら5秒にも満たない歌。




みんなが、光莉を見つめていた。


そして聞き惚れていた。



樹と悠貴はただ驚いていて、祐夏は目をきらきら輝かせていた。


麻美ちゃんは懐かしい音楽を聞くように、目をゆっくり閉じて微笑んでいた。



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