azure days-ツンデレ彼女とバカ男-
3 Lemon Yellow
俺たちのバンドが始まって2日後、五十嵐と橘さんがいくつか曲を持ってきた。


「光莉が歌ってるとこ想像つく~♪」

「ドラム楽しそー!!」

「いーね。あたしこの曲好き」


「そうでしょー♪光莉が前鼻唄で歌ってたからね」


みんなからの反応がよくて五十嵐は上機嫌だ。


「ありがとな、麻美ちゃん、悠貴。じゃあ早速練習するか」


俺たちは楽譜をもらいそれぞれの楽器につき、個々で練習を始めた。




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