3月7日の恋

私は、さっきまで緊張してたのが嘘みたいに、とっても軽い気持ちになっていた。
奏からのメッセージのおかげで、緊張がほぐしたみたいだ。

がんばれ~。とか、応援の言葉はなかったけど、それが逆に奏らしくて、すごく嬉しかった。

『それでは、受験番号一番の方教室へ。』

「はい。失礼します!!」



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