ラブ楽あり苦あり!?
すると涼は


「お前なんかあったのか??」

と涼に聞かれ私は


「...何で..そぉ...思うの??」


涙が出そうのなるのを一生懸命抑えていった。


「はぁ.....お前さぁ..なめてんのか??
俺は年少組の頃からお前を見てきたんだぞ??
気づかないわけないだろ??
奈々の作り笑いくらいわかるし、
どーせ昨日の夜から
ずっと泣いてたんだろ??目、
ちょっとだけど腫れてる。」

と言い涼は自分の手を私の目の上にのせ言った。


「俺...なんでか手いっつも冷たいんだよ。でも役たったな。
奈々大丈夫か??」

と言われ私は思わず泣いてしまった。


一筋涙が出てきたと思った瞬間、
せきをきったかのように涙があふれ出てきた。

私が泣き終わるまで涼は何もいわずに頭を優しくなでてくれていた。


そのおかげか私の涙は止まった。
 

「ふぅ..いっぱい泣いたらスッキリしちゃった。涼、ありがと。」


と言うと涼は


「別に...。年少組の頃からの俺の役目だし。
教室もどるぞ。もぅ1時間目始まってる。」
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