今でも愛してる
『あ、てめぇこら。何なんだお前は?
放課後行っても誰もいねえで何様のつもりだ!!』
翔太の部屋に入るといきなり翔太が
あたしに怒鳴ってきた。
『うっさいなぁ。しょうがないじゃん!!
忘れちゃったんだから!!』
あたしがそういうと翔太は“話って何?”
と聞いてきた。
『あー、悠ごめん、ちょっと翔太と2人きりに
させてもらってもいいかな?』
『ん、わかった。』
悠はそういって下に降りていった。
『単刀直入に聞くけど、悠のこと、
好きでしょ、?』
あたしが、そう聞くと翔太は飲んでいた
お茶を吹き出した。
『はぁっ?な、な、な、なんだよおまえ
いきなり聞くんじゃねえ、!!』
翔太は顔を赤らめながら、あたしに言ってきた。
『・・・・くっそー、何でお前は昔から
色々気づくんだ!!ちくしょー、
まじ俺だせぇじゃん!』
翔太はそう言いながらも、
“あー、コクっちゃおうかな。”
と笑いながら言ってきたから
“コクれば?”と言って悠と翔太を
2人きりにした。