今でも愛してる


一通り曲を入れ終わると沈黙になった。

その沈黙を破ったのは祐也だった。


『ねぇ、諒。チューしていい?』
祐也はあたしが答える前にキスをしてきた。

『んんっっ、ふぅっっ・・・っっ』

祐也はキスをしてくるなりあたしの口に
舌を入れてきた。
あたしも頑張って見たけれどうまく出来ない。

『諒っっ・・・お前可愛い顔してんな・・・
誘ってんの?』

祐也は得意そうにあたしに聞いてくる。


『はっ?誘ってないしっっ!』
あたしがそう言った途端祐也はあたしを
ソファーに押し付けた。


『もー無理!我慢出来ない。』

祐也はそう言ってあたしの首筋に顔をうずめた。




『っっ!!ちょ、ゆうやぁっっ!!』
あたしは祐也を押したけどビクともしなかった。


『・・・諒・・・いい・・????』

祐也はあたしに聞いてきた。



『・・・・ん・・・』














この日あたしと祐也は

















一つになった。











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