今でも愛してる


『祐也、お前さバレてるよ。
みんなにお前と諒のこと。
ちゃんとしろよ!!てめぇ彼氏じゃ
ねーんか?てめぇは知らねえかも
知れねえけどな、こういうことが
ある度に諒は自分を責めて責めて責めて
いつもいつも自分のせいだっつって
自分を傷めつけちまうんだよ!!!
ようやく最近傷めつけちまうの
治ってきたって思ったら、まただよ。
てめぇちゃんと誰も来ないような所
選んだんかよ?彼処には俺がいた。
っつーことは同じ学校の奴が来る可能性は
たけえっつーことだろ??
てめぇの彼女だろうが。
女1人守れねぇでてめぇはいったい
なにしてんだよ、ふざけんじゃねーよ
それで彼氏面なんかしてんじゃねぇ!!
噂流れたからって諒を傷つける台詞を
言うんじゃねえ!!てめぇは誰を
いつも信じてんだ!!なんで諒をいつも
信じねぇんだ。てめぇがてめぇで
惚れた女信じねぇで自分ばっか
大変な気でいんじゃねぇ!!
てめぇより諒の方が何倍も何十倍も
何百倍も傷ついてんだよ!!てめぇの
ことだけ考えんの、おかしいんじゃ
ねえの?普通好きなら好きな奴がを
先に考えんだろ。少なくとも俺は
そうする。甘ったれてんのもいい加減に
しとけよ!!!』

翔太はそう言って教室に戻っていった。
< 120 / 124 >

この作品をシェア

pagetop