今でも愛してる
祐也が屋上から去っていった後、
あたしはケータイの電源を
切ったままだと気付き、電源を
たちあげた。すると同時に、電話が鳴った。
『もしもし??』
『あっ、諒〜?やっぱりねっ!!
諒は悪い子だから
電源入ってると思ったんだ〜!!』
悠は相変わらずの
ハイテンションで
あたしに言ってくる。
『ハイハイ。ンで??何の用??』
あたしは悠に用件を聞いた。
『んー…そだっ!!
今から教室来てよ!!』
悠はあたしに言ってくる。
『ん。分かったっ!!
今から行くね!!』
あたしは悠にそう言うと
教室に向かった。