今でも愛してる
『んだよ、うるせーな、』
翔太はあたしの大声に耳を防いだ。
『そうだよ、諒。いくらなんでも
今の声はでかすぎでしょ、』
優馬くんは顔をしかめた。
『そーいえば、諒今日さ、彼氏と
公開プレイしてたよね。』
いきなり健ちゃんは、みんなの前で
言ってきた。
『何、何それ!!詳しく聞かせてよ!!』
優馬くんが身を乗り出して聞いてきた。
『んな.....んなこと今言わなくても
いい話でしょ!!!!健ちゃんの馬鹿!!
健ちゃんだけは夕飯なしだからね!!』
あたしはそう言って、台所に向かった。
『ちょっ、ちょ、早く詳しく聞かせてよ!!』
優馬くんはまだいい続けている。
『あのな、学校でうちんち泊まるって
言うの忘れてて、教室戻って言いに言ったら
彼氏とキスしてたんだよ!!
しかもクラスみんないんのに!!
すげぇよな〜!!』
健ちゃんはべらべら喋っている。
『もう、みんな夕飯なしね!!
カップラーメンも全部ないから。
健ちゃん最低!!』
あたしはキレて部屋に閉じこもった。