今でも愛してる
あたしには何がなんだか
分からなかった。
何でビンタされたのかも、
彼女の言ってる意味も今のあたしの状況も
理解出来なかった。
『諒ッ!!!!!大丈夫かッ!!?』
翔太は息をきらしながら走ってきた。
『やっぱり・・・・』
あたしを叩いた女の子はあたしのことを
すごい目付きで睨んできた。
『おい!!!河合お前
ふざけてんじゃねぇよ??
何で諒にビンタしてんだよ、おい
きいてんのかよ!!!何とか言えよ、河合!!!』
翔太は河合って言う
あたしにビンタした子に怒鳴り付けた。
『だって・・・
翔太君は気付いてないと思うけど
諒さん、3股してるのよっ???』
『はっ???3股っ???・・・・・・・・・・・・
むりむり、諒はそんなにモテねぇよ??
だって、祐也っていうやつに告白されたのも
まぐれだし。』
翔太がそういうと河合さんは
走ってどっかに行ってしまった。