今でも愛してる




あたしは悠と決めていた。


夏休みに入る前に祐也と話をするって。






『祐也くん、ちょっといいかな????
話したいことあるんだけど。』




悠は祐也をあたしの待っている屋上に
連れてきてくれた。





『・・・・・・・・・はっ、何、今さら。
浮気女。俺、お前が大嫌い。














人の心もてあそんで楽しかったか?????





俺はお前と話したいことなんて
全然ねえんだよ。お前みたいな女
出会わなければよかった。
付き合わなければよかった。』



祐也はそういうと一瞬だけ悲しい顔をして
あたしを睨み付けて帰ろうとした。



< 53 / 124 >

この作品をシェア

pagetop