今でも愛してる
『・・・・・う、りょ・・・・・りょう!!!!』
あたしは誰かの声で目が覚めた。
『ん・・・・誰・・?』
『りょう!!!!!!よかったぁ
目、覚ましたんだね。大丈夫??』
あたしの目の前には涙を流してる
悠がいた。
『はる・・・・・・か??何であたしここに?』
あたしは状況が分からなくて悠に尋ねた。
『あのね、祐也が諒のことずっと
探してたんだよ。それで諒のこと話してる
うちのクラスの子をみつけたらしくてね
諒がいなかった授業、その子達も
出てなかったから、問い詰めたら
体育館裏でボコったって言った
らしくてね、祐也がものすごい剣幕で
キレて諒を保健室まで運んできて
くれたんだよ。』
悠は、つっかえながらだけど
あたしにも分かるように説明してくれた。