今でも愛してる
『なぁ、俺ら別れた方がいいのかなぁ?』
祐也は小さな声で言った。
『何言ってんの?冗談やめてよ。
あたしは嫌だよ?どうしてお互い
好きなのに別れるなんておかしいよ。』
あたしは祐也に告げた。
『そうだけど俺は、これ以上、諒が
傷付くの見たくねぇんだよ!!』
『あたしは祐也が好き。それは
虐められても何されても譲れないし
譲る気は全くない。
虐めなんかで別れるなんて
本当に好き合ってたんじゃない。』
あたしは祐也に、はっきりと言った。
『じゃあ、みんなには別れたって言って
付き合おうよ。学校では、少し話す
程度でお互い休みの会う日どっかで
会おう。それでいい?』
祐也はあたしに聞いてきた。
『祐也、ありがとう。』
あたしは祐也に言った。