今でも愛してる


『諒、みんなに別れたって言う前に
キスしよう。』
祐也は、意地悪そうに笑ってあたしの
返事を聞かずキスをしてきた。


『ちょっ・・・・・祐っっっ・・・』




『いってぇっっ!!!!!』
祐也があたしの前で大声をあげた。


『いい加減にしなっ!!!馬鹿祐っっ!!
あんたねぇ、太陽の弟だからって
今まで見逃してやってたけど
今日という今日は許さないよ!!』
渚先生はそう言って祐也を保健室から
追い出した。



『諒ちゃんもダメじゃない!!
嫌だったら殴って止めなさい!!!
あたしが許してあげるからっ!!』
そう言うと渚先生はあたしに
もう少し寝てなさいと言って
ベッドに寝かせてくれた。

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