今でも愛してる
話し合い
『・・・・・うわぁ、翔太君の家大きい。』
悠がボソッと呟いた。
『一応俺の家でもあるんすけど。』
優馬が後ろから悠に声をかけた。
『あ、うん、ごめん・・・・そうだよね、
えーっと・・・・・』
『・・・・はぁ、いや、謝られても困るし
俺の名前は優馬。あんたは?』
『えっと・・・・悠です・・・。』
『あんたさぁ、もっと胸はって喋んなよ。
見ててムカつく。』
『えっ、あの・・・・・・』
『こら、優馬っっ!!!悠に何言ってんの。
黙って聞いてれば人が傷つくことを
ズバズバ言って!!!ふざけんな!!
もういい、悠行くよ。』
あたしが悠の腕を掴み歩き出すと
“すいません。”と小さな声で悠の後ろから
優馬がついてきた。