流した涙の先にあったのは



〜さくら舞い散る中に
忘れた記憶と
君の声が戻ってくる
吹き止まない春の風
あの頃のままで
君が風に舞う髪
かきわけた時の
淡い香り戻ってくる
二人約束した
あの頃のままで〜



パチパチパチパチ

音楽と共に先生が入ってきた
現実に目を伏せたくなった
けど先生を見るのは最後
だから目を上げ
真っすぐに先生を見つめた


先生は一番最後に入ってきた
先生?
なんで笑ってるの?
先生?


思い出がよみがえってきて
涙が溢れそうになった。


先生と逢ったあの日の事
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