Chocolate・Kiss
もう、お前は『存在しない』。
この部屋に、
「ただいま!結以太っ!!」
って帰ってくることも
もう、過去になった・・・・・・・・・・
愛空の笑い声が
今も俺の頭の中で、胸の中で
響き渡る―・・・
元気にしてるかな。
俺のこと、覚えてるかな?
覚えてるよな?
2年半も一緒に居たんだし。
忘れてくれちゃ
悲しいぜ――――――・・・。
俺 絶対忘れないよ。
ちゃんと覚えてるかんな。
愛空 お前と過ごした日々
愛空 お前の笑顔も泣き顔も
怒ってムキになって 俺に
殴りかかる顔だって。
―・・・もちろんお前がくれた
あの
ひと欠片のチョコレートの
味だって。
スウィートな・・・
スウィートな・・・
とろけ落ちるような・・・
スウィートな・・・
お前の kiss。