運命の彼 運命の彼女
後に残った俺は
タクシー代を
払いながら
不思議な気分だった


彼女は
俺に全く興味を示さず
俺自身について
一切質問も
してこなかった




それがなんだか
悪い気はせず
すがすがしかった




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