彼女のテレビ【さみ短2】
その後も俺は彼女の勧める家電製品をただひたすら買った。

当然入学祝なんて無限にある訳じゃ無く、仕方なくカードで買い物を続けた。

その結果、俺の部屋は、なかなかのものになった。

かなり充実したけど何か物足りない。

やはりソファーの隣で俺にもたれかかり一緒にテレビ見てくれる相手…

彼女以外考えられない。

「もう回り道はいらんな…決めた。明日、彼女に愛の告白する」

俺の薔薇色の大学生活に彼女は欠かせない。

だからこそ俺の気持ちにケジメを付けなくちゃ…そう思った。
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