彼女のテレビ【さみ短2】
そしていよいよ運命の日

俺は意を決して家を出た。

今日は買い物はしない。

俺の気持ちを中途半端なままで終わらせない為に…

優柔不断なままで終わらせて後悔したくない。

怖さも確かにある…が、彼女を好きな気持ちにウソは無い。

俺は固い決意を秘めたまま通い慣れたワースト電機今宿店のドアを…

そして運命のドアを静かに開けた。
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