恋するシンデレラ
「・・・っ。」
優斗は、何か言いたそうだったけど。
『わかった。』とだけ言って出ていった。
「ーーーーーー・・・ぐすっ。」
溢れ出した涙はどんなに頑張っても止まらなくて。
そのままベットへ行き、突っ伏した。
ガラーーーーーー・・・
静かに開くドア。
キィと音を立てながら椅子に座る。
「飲む?
落ち着くよ。」
静かな空間に、コトッと音がした。
ゆっくりと立ち上がりカーテンを開ける私。
微笑んだその顔に安心する。
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