キスフレンド
話し終わって、快君は
帰って行った。
あたしも由紀を待たせて
いるから、コンビニまで
走った。なぜ走ったかは
分からないけど
「杏ー」
と呼ばれて、由紀の方に
駆け寄ると、
「杏なに泣いてんの??」
泣いてる?
自分の顔を触ってみると
いっぱい涙が流れていた。
由紀はなにも聞かず、
手を握って由紀の家に
向かっていた。なんで
泣いていたかはあたしにも
分からなかった。
それからも、快君との
メールは毎日続いていた。
冬休みもあけて
学校が始まった。
それから友達から、快君には
彼女がいるとゆう噂を
聞いた。あたしは
なんでキスしたんだろうって
思った。怒りよりも
悲しみの方が大きかった。
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