恋雨多 〜koiuta〜
他人恋
何気なく見てた
その人は
スーツ姿で空いてた席に座った
左手の薬指には光る指輪
その人は
時計をちらっと見ながら立って
誰かを待っていた
少しうろつきながら立つ姿に
僕は理想を抱かせた
その時
おしとやかそうな
でも大人の人と感じさせるような
その人は
少し走りながら
スーツ姿の人の隣に駆け寄った
朝、家を出た人と
それを見送る人
二人はきっと
ドラマのように待ち合わせをして
今にたどり着く
二人は僕の理想となった
でも本当のことは
その二人にしかわからない
もしかしたら
二人も本当のことは
知らないのかも知れない
その人は
スーツ姿で空いてた席に座った
左手の薬指には光る指輪
その人は
時計をちらっと見ながら立って
誰かを待っていた
少しうろつきながら立つ姿に
僕は理想を抱かせた
その時
おしとやかそうな
でも大人の人と感じさせるような
その人は
少し走りながら
スーツ姿の人の隣に駆け寄った
朝、家を出た人と
それを見送る人
二人はきっと
ドラマのように待ち合わせをして
今にたどり着く
二人は僕の理想となった
でも本当のことは
その二人にしかわからない
もしかしたら
二人も本当のことは
知らないのかも知れない