恋雨多 〜koiuta〜

自分の過去を
君に全て話せるほど
僕は強くはない
でも過去を話さなければ
このまま嘘をつき続けなくてはならない
嘘が嘘をよぶ

今まで積み上げてきた
僕の自身の雰囲気、明るさ、笑顔・・・
それを壊したくはない
僕が一時でも悲しい顔をすれば
周りは“どうしたの?”と声をかける
それほどにも
僕の積み上げてきたものは
重く人には計り知れないものになった

嘘を嘘で覆い被せてゆくうちに
僕自身も嘘に騙されてた
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