1Rの彼女*番外編*
そんな俺たちのやり取りを見ていたのか、店員のお姉さんがやって来た。


長めの髪を一つに結んで、嫌みのないナチュラルメイク。
清楚な感じで、地味な制服なのにキレイに見える。

そんなお姉さんが、救世主の女神に見えた。



「どういったものをお探しですか?」

「寝心地がいいヤツ。柔らかめのマットレスがいいかな~?」

「でしたら、こちらのマットレスはいかがでしょうか。」


お姉さんが勧めるベッドへ行く。
俺たちを見てにこりと。


「新婚さんですか?」

「そう見えます?」

話に乗る結子さん。


「お似合いのお2人ですね。こちらのタイプですと、ダブルサイズもございますから安心してくださいね。」



新婚さんか…。

なんかくすぐったいな。



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