1Rの彼女*番外編*
「だって、狭いと結子さん、落ちないように俺にくっついてくるでしょ。結子さんを抱きしめて眠れるなんて、幸せですもん。」


下を向き、大人しくなる結子さん。
頬なんかおさえてるし、………もしかして。


「結子さん、照れてます?」

下を向いたまま、俺の胸に顔を埋めてきた。


「タクのベッドが寝心地いいワケ…。タクとくっついて寝てるからなんだね。タクの腕枕は、アタシだけのものなんだよね。」


ハニカミ顔で、ちょっぴり頬を赤く染めて、上目使いで。

可愛いこと言って。
こっちまで照れるじゃないか。
だけど結子さんが、そんなこと言ってくれるなんて…。


だからなのか?

俺らしくない行動をしてしまった。



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