1Rの彼女*番外編*
訳が分からないまま、バイトが終わった。



「お疲れさん。拓馬も里緒ちゃんも好きなの飲んでいいぞ。」


マスターからの一言。
ラッキー。
俺達2人は、マスターの奢りで休んでいくことにした。



「俺、なんか今日おかしいかな?お客さん、チラチラ見てる気がすんだけど、あからさまに目ぇそらすんだよ…。」

「え!?」
「え!?」


俺の言葉に対し、里緒ちゃんとマスターの声がシンクロする。



「まだ見てないの?」

「拓馬には1番に見て欲しかったのになぁ。」


次々に言ってくる。
???


「マスターも里緒ちゃんも、なんのコトっすか?」

「はい。」


俺の目の前に1冊の雑誌が出された。
頭の中をフル回転させ、記憶を呼び戻す。
……………


「あ―――――!!」





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